QUEENFIELD

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熊本地震の体験談

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天災は容赦なく襲ってきます

 

サクダです。

 

あの熊本地震から2年が経過したことに気付いたので当時の体験談を書きます。

 

 

当時、大分に

 

僕はあの日大分県にいました。

 

あの時(前震)は夕食後、久々に母親と口喧嘩をしてイライラしていました。

 

そんな状況でテレビを睨みつけるように見ていると、画面とスマホに緊急地震速報の文字が。

 

しかも場所は九州一帯。

 

これはなんかヤバそうだという直感で少し離れた場所にいた母に「伏せて‼︎」と叫びました。

 

結局揺れ自体は震度3だったのでことなきを得ましたが長く揺れていたので震源は大きく揺れたのでは…と思っているとニュースに切り替わり「熊本で震度7」の文字が…

 

鳥肌が止まらなかったのを覚えています。

 

熊本県には親戚や友人の実家もあったので、とても心配になりました。

 

15日の様子

 

その日の夜中(15日)になっても震度6の地震が続いて、避難している現地の人々が怯える様子を見て胸が痛かったです。

 

大分も震度3の余震が何度かありましたし、このまま余震で衝撃を分散して収まってくれないかと願いました。

 

テレビでは地震の情報が流れていましたが日中は揺れをほとんど感じなくなり、出かけて駅前で買い物するくらいの余裕がありましたしなんら変わらない日常でした。

 

16日の記憶

 

夜中になり、朝から音楽イベントに出演する予定でしたのでそろそろ寝ようと思ったその矢先スマホから再び「熊本県で地震。」の文字が。

 

「えっ、余震なのにデカイの来るの⁈」と思ったのと同時に別の部屋にいた母が飛んできました。

 

間もなくすると揺れ出して、14日よりも強く長い揺れを感じました(震度5弱)。

 

幸い僕の家には被害がありませんでしたが、湯布院に住む友人の家の中がひっくり返ったかのような画像や近くを通ったことのあるボーリング屋のピンが道路に落下している画像を見て驚愕しました。

 

結局、30分に1回鳴る緊急地震速報が怖くて5時過ぎから2時間ほどしか眠れませんでした。

 

起きたのも朝に鳴った緊急地震速報の音が聞こえたからです。

 

16日の地震が本震だったことは後になって明らかになりましたが、あの時は「東北に続いて、ついに俺らの番が来たか」という思いがありました。

 

音楽イベントは決行されることになりましたがそのイベントに使用したホールが避難所にもなっていて、人数はとても少なかったのですが避難している人が目に入ると「自分は今ここで歌っていいのだろうか?」と複雑な気持ちになりました。

 

その後半年ほど精神状態が不安定になりました。

 

防災意識が変わった

 

正直それまでは地震に対して来る時は来るくらいの気持ちでした。

 

しかし、熊本地震を経験して大地震と隣り合わせの恐怖を覚えてからは防災意識が上がりました。

 

上京してからも地震を経験することが多いので防災グッズを購入し、枕元に常備するようになりました。今まで以上に命が惜しくなりました。

 

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最近も島根県で大きな地震がありましたが、やはり日本にいる限りは地震はつきものです。

 

もし防災グッズが家にない方は早急に購入して今後来る地震に対し備えることを強くすすめます。

 

最後に、熊本地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りすると同時に被災者の方々が1日でも早く復興することを願っています。