鼻炎が歌にもたらす悪影響と対処法
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声に悪影響が出るので対策しましょう
こんにちは、サクダです。
今回は鼻炎が歌にどう影響するかや、その対処法などを説明します。
ボーカルのコンディションにかなり関わってくるので、特に鼻炎持ちのボーカリストの方に読んで頂きたいです。
関連して、鼻腔共鳴の記事も載せてますのでこちらも読んで頂けるとありがたいです。
鼻炎が鼻にどんな作用をするのか
まず鼻炎というのは簡単に説明すると、鼻(鼻腔)の血管がホコリなどの侵入により炎症を起こし肥大化するので鼻の内部が腫れたり、鼻血や鼻水が出たりします。
また、その状態を放置したままでいると慢性鼻炎(副鼻腔炎)になり、眉間や頬の近い部分に膿が溜まり、骨のあたりに痛みが生じます。
最悪の場合、蓄のう症になって手術が必要になる場合もあるので気をつけましょう。
ボーカルにもたらす影響
病院の先生曰く鼻炎持ちの僕(これで軽度とか重度の人はつらいだろうなぁ…)がこれについて体験談を交えながら説明します。
呼吸の邪魔になる
鼻詰まりがあると鼻呼吸の邪魔になります。
歌う時に鼻から呼吸する場合とても呼吸しづらいですし、口呼吸になってしまうので喉が乾燥してさらに歌いづらくなる悪循環が生じます。
また脳への酸素供給の邪魔にもなるのでボーッとしたり、集中が切れやすいです。
鼻水が喉を痛める原因にもなる
さらに厄介なのが鼻水が喉に流れ込む後鼻漏(こうびろう)によって咳き込む原因にもなり、喉を痛めやすくなってしまうのでボーカリストにとって鼻炎は天敵です。
僕が過去に声帯結節になった遠因も鼻炎が絡んでいたようです。
対処法
僕が行った対処法を紹介します。
病院に行って薬をもらう
最も効果のあるというかこれが当然なんですが(笑)
なかなか治るものではないので今も通院しています。
やっぱり自分に合った薬を処方してもらうと効きますね。
市販の鼻炎薬を買う
個人的には鼻炎薬はほとんど効果がなかったのでおすすめしません。
ですが、鼻に噴射するタイプの点鼻薬はそこそこ効果があったので紹介しておきます。
これも1日の容量を守らないと逆効果になるので気をつけましょう。
これから書くのは気休めくらいの効果しかありませんでしたが、しないよりは良かったのでどうぞ。
小鼻の横を押す
鼻が詰まっている方の小鼻を10〜15秒ほど押してください。
そうすると少し鼻の詰まりが改善されます。
応急処置として詰まったら試してみてください。
ペットボトルを脇の下に挟む
詰まっている方の鼻の脇の下にペットボトルを30秒ほど挟んでみてください。
こちらも少しの間ですが詰まりが解消されます。
鼻炎が抑えられるとボーカルはどうなるか
僕が処方された薬を使った結果、すぐに歌への効果が表れました。
声の抜けが良い
まず、声の抜けが明らかに良くなりました。
特に高音になるにつれ、抜けが良くなって綺麗な声が出しやすくなります。
鼻腔共鳴がさらにやりやすくなった感覚ですね。
正直「俺、こんなに声出るんや!」とびっくりしました(笑)
呼吸しやすい
鼻詰まりが改善されることによって鼻の呼吸がしやすくなったので、歌っている時の息切れが減りました。
歌は息の流れも重要なので、ここも大きく変わった部分です。
このように、鼻炎の症状が緩和されただけでかなりボーカルコンディションが良くなるので、歌いやすくなります。
まとめ
今回は鼻炎が歌に及ぼす悪影響や、その対処法と改善後の歌の変化を書きました。
薬はあまり体に良くないなどと聞きますが、ボーカリストは歌が大切ですから薬を飲んでも良いと思います。
鼻詰まりなどで100%のパフォーマンスが出せないよりはマシでしょうし。
少し端折りましたが、他にも生活において鼻炎は様々な障害を引き起こすので治療することをおすすめします。
あと、冬場は乾燥するので鼻炎が悪化しやすいのでそうなると喉にも悪いのでご注意ください。
この記事が皆さんの参考になれば幸いです。
それではまた、記事を読んで頂きありがとうございました!