QUEENFIELD

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Mr.Children DISCOVERY

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間違いなく名盤です

こんにちは、サクダです。今回はMr.Childrenのアルバム「DISCOVERY」を僕なりにレビューしますので、参考にして頂ければ嬉しいです。

 

これからも好きなアーティストのアルバム単位で好きな作品は、こうしてアルバムレビューをしようと思うのでよろしくお願いします!

 

 

どんなアルバムなのか

 

1999年発売のこのアルバムはオリコンチャートで1位、初動売上だけでミリオンセラーを達成し、累計181万枚を売り上げた大ヒット作です。

 

しかし、この作品よりも売れているアルバムが何枚かあるのがさすがミスチル。すごすぎます…

 

僕はMr.Childrenの好きなアルバムは?と聞かれたら真っ先にこれを挙げます。

 

ですが、本当にいい作品なのですが近年のミスチルのイメージとは少し違うため(himawariが好きな人はすんなり聴けると思います)、初心者の入門には適してないと思います。

 

全体的な雰囲気としては重いですね。

 

前作「BOLERO」、前々作「深海」の路線をさらに成熟させた結果この作品が生まれたと言えます。

 

そのため、終盤に近付くにつれて前向きな曲調の曲が増えてきます。

 

サウンドはほとんどがロックと言えるくらいにバンドサウンドがしっかりと鳴ってます。

 

1.DISCOVERY

アルバムのオープニングを飾るどっしりとしたロック。

 

イントロ最初のリフから何かが始まりそうな予感を否応なく感じさせてくれるのがもうたまりません(笑)

 

虚しさのある歌詞やサウンド面ではギターが目立っているなど2000年代中盤~後半のミスチルと比べるとかなりの違いがあります。 

 

2.光の射す方へ

 

youtu.be

 

アルバムのリードシングル曲です。

 

なかなかにぶっ飛んだ毒のある歌詞や軽快な曲調はこのアルバムの中ではかなり明るく聴こえますね。

 

ストッキングが出てくるところとかちょっとエグい(笑)

 

サビが結構ハイトーンなのでカラオケで歌うひはなかなか難易度が高いです。

 

3.Prism

 

終わりなき旅のカップリングなのですが、めちゃくちゃ暗いです。

 

イントロからもう虚ろでどんよりとした感じです。

 

終始ナカケーさんの重いベースが聴こえてきます。

 

歌詞も終始自分に嫌気がさしたとか、笑い飛ばしてくれみたいなニュアンスなので聴くタイミングに注意です。

 

仮に落ち込んでいる時や失恋した時に聴くと戻ってこれなくなるかも…

 

ちなみに僕は大好きな曲です(笑)

 

4.アンダーシャツ

 

前の曲とは打って変わってテンポが出てきますが、暗いというよりは不気味です。

 

サウンド面の特徴だとホーンが入っているのと桜井さんが当時作曲ソフトにハマっていたそうでバンドサウンドにそれらの要素が融合してますね。

 

割と実験的な曲なのにミスチルらしいキャッチーなメロディーはさすがです。

 

Cメロ終盤の桜井さんのボーカルがどことなく狂ってる感じ(サイコパス)なのが印象的です(笑)

 

よくよく考えるとこの曲に近いミスチルの曲が思い浮かびませんので、なかなか個性のある曲なんだなと思います。

 

5.ニシエヒガシエ

 

youtu.be

 

1998年発売のシングル曲なんですが実験的な作品です、これも荒れてるというか濁ってるな(笑)

 

桜井さんの歌い方とかいい意味でどこか投げやりです。

 

パーカッションとかデジタル要素が入ってます。

 

今となっては「フェイク」に雰囲気が似てますが当時は斬新だったでしょうね。

 

ライブの定番曲ですので盛り上がります、ライブで聴くとまたかっこいいですよ。

 

6.Simple

ゆったりとしたアコースティックバラードですね。

 

世間のイメージ通りのミスチルっぽいラブソングだと思います。

 

出だしの歌詞がちょっと暗いのですが、すぐにほっこりする詞に変わるので大丈夫です(笑)

 

しかし、相変わらず歌詞の風景が見えてくるのはさすが桜井さんとしか言いようがないです!

 

僕はこのサビみたいな恋愛をしたいです(理想高いな)。すごくいい曲。

 

7.I'll be

 

演奏時間が9分ほどある超壮大な曲です

 

最初はギターから入り2番のサビ前まで弾き語り調で進行しますがそこからはどっしりとした土台のある曲に変化します。

 

桜井さんのお得意の韻を踏む箇所があったり、コミカルな詞とすごく良いことを書いている詞が混ざってます。

 

ちなみに元のバージョンは軽快なロックなんですがそちらのレビューは別記事に載せてますので興味のある方は是非お読みください!

 

8.♯2601

このアルバムでも1.2を争うハードロック。

 

歌の出だしなどの一部がラジオボイスみたいになっていて意図的に聴こえづらいです。

 

この曲も歌詞がぶっ飛んでます^^;

 

あと、この曲を知っていたりカラオケで歌う人はミスチルガチ勢だと僕は思います(笑)

 

ちなみにカラオケで歌うのはなかなか難しいので是非一度挑戦して頂きたいと思います!

 

9.ラララ

 

ベストアルバムにも収録された、ポップなミスチルの曲のイメージ通りのようなのほほんとした曲です。

 

ヘビーな雰囲気のこのアルバムで浮くと思いきやSimpleがあるおかげもあってか箸休めのように上手く溶け込んでいる印象を受けます。

 

ライブではラ〜ラララの箇所でお客さんとのコール&レスポンスがあります、とても楽しそうですね(笑)

 

10.終わりなき旅

 

説明不要の大名曲です。過去記事でレビューしているので良かったらご覧ください!

 

 

余談ですが、最後のサビは転調を繰り返してキーが高いのでカラオケで歌うのが辛いですよね(笑)

 

11.Image

 

アルバムを締めるにふさわしい神曲とでも言いましょうか、もう泣けますね(笑)

 

最初のうちは音数も少なく穏やかに曲が進行します。

 

そのまま1番が終わって間奏が終わるあたりでダンダンダンダンと階段を駆け上ってステージに立つかのようにバンドサウンドが畳み掛け、サビに入ります。

 

サビのメロディもまた混沌の中で戦ってるような場面が浮かぶんです、このサビを聴いているとDISCOVERYという名の架空の映画のエンドロールが僕の頭に浮かぶんですよ(笑)

 

そのままどこかでもがいているようなメロディに変わって最後は静かに終わり、アルバムの幕を閉じます。

 

桜井さんが抱えていた葛藤と生きることが争いに変わりゆくこと、これから色んな苦難の道のりがあるかもしれないけども、「楽しく生きるために必要なイメージを膨らましていこう」というメッセージを僕らや自分に言い残し、このアルバムの全てが締めくくられました。

 

いかがでしたでしょうか。

 

Mr.Childrenの素晴らしさをさらに世に広めていきたいと思い、この記事を書きました。

 

本当に好きなことだと結構あっという間に2500字くらいは書けちゃうものなんだなと我ながらびっくりしています(笑)

 

今後もおすすめ5選シリーズと並行して書いていこうと思うので興味のある方は是非読んでもらいたいです。

 

それではまた、記事を読んで頂きありがとうございました!

 

ツタヤ