NICO Touches the Walls「Who are you?」
【スポンサーリンク】
1stにして最高傑作
どうも、サクダです。
今回はNICO Touches the Wallsの1stアルバムを僕なりにレビューしました。
特におすすめの曲には試聴音源も載せているので参考にして頂けると嬉しいです。
他にもNICO関連の記事があるのでお時間のある方はこちらもどうぞ。
収録曲
1.Broken Youth-Original Version-
- provided courtesy of iTunes
アルバムのオープニングを飾る名曲！アニソンとしてある程度知られています。
シングルバージョンと違い、長い前奏が追加されていてかっこいいです。元々はこのバージョンが作られていたそうです。
僕が高校生の頃に初めて耳にしたNICOの曲です。
その時はなんかよく知らないバンドだけど良い曲だな程度で終わっていたのですが、大学生になってNICOにどハマりしこの曲もヘビロテしました。
サビのハイトーンの気持ちよさが絶品です。
2.B.C.G
- provided courtesy of iTunes
ギターのコードをモチーフにした歌詞が特徴のロックナンバー。ダンサブルな雰囲気もあって踊りたくなります。
ボーカルには少しリバーブがかかっています。アウトロのギターの余韻も良いですね。
3.THE BUNGY
こちらの記事で紹介しているので良かったらご覧ください。
4.エトランジェ
イントロではアルペジオとベースの低音が目立つ少し切ないミディアムナンバー。
こうした曲にもボーカル・光村龍哉（みっちゃん）の色気のある声が合います。
2番からの展開が変わるところや間奏終わりのコーラスなど、密度が濃い曲です。
5.image training
いくつかのアルバムに収録されていて、その度に録り直しがされています。
このアルバムではインディーズ時代の音源と比べるとサウンドに統一感があります。
上に掲載した記事で紹介していますので良かったらご覧ください。
6.バニーガールとダニーボーイ
ドラムが終始シャリシャリした、アルバム随一のダンサブルなナンバー。リフの多いロックなんですが聴きやすいですね。
2番後にサウンドがアルペジオのみになり、自分の作ったデモ曲を人に例えて逃したくないと歌う箇所が面白いです。
7.有言不実行成仏
どこかファンクの要素も持ち合わせたナンバー。
韻を踏んだり、念仏を歌詞に含めるセンスがみっちゃんらしいなと思います。
2番が終了するとファンクから一転して曲調がロックに変化し、終盤ではシャウトも出てきます。
8.ほっとした
ほとんどアコギ一本で構成されたバラード。
詞は少し捻られたラブソングで、素敵です。あんなイケメン（みっちゃん）が歌ったら軽く女を落とせるだろうなー（笑）
9.夜の果て
- provided courtesy of iTunes
メジャーデビューシングルです。
イントロは歪んだトーンのギターが鳴っています。
この時点でNICOの世界観がほぼ確立されており、楽曲の完成度も高いです。
ラストのサビ終盤のラッシュをかけるような部分が良いですね。
リリースされてから10年が経過した現在と比べると、みっちゃんの声が少し若いなと思います。
10.（My Sweet）Eden
- provided courtesy of iTunes
元々はインディーズ時代に発売された限定シングルなのですが、現在はプレミア化して値上がりしています。
疾走感が特徴のロックナンバーで、グルーブ感も感じられます。
間奏前に出てくるhiAのロングトーンが男性諸君には高音の練習にもってこいです、結構辛い（笑）
11.葵
ゆったりとした乾いた感覚もあるバラードナンバー。
曲調と歌詞はNICO史上でも屈指の切なさがあります。間奏のアルペジオやコーラスが綺麗です。
大切な人との別れを経験して、そこから無理して立ち直る必要はないんだと歌っているようにも聴こえます。
12.anytime, anywhere
- provided courtesy of iTunes
説明するなら、なかば投げやりなロックといったところでしょうか。
バニーガールとダニーボーイを暗くしたらこんな曲になるかも…しかし男臭い。
さりげなく難しい漢字を使うのがみっちゃんの作詞の傾向の一つでもありますが、ここでも出てきます。
この曲がいい意味で強引にアルバムを締めくくります。
終わりに
このアルバムは現在でもNICOの最高傑作と言われるほど、クオリティの高い作品です。
現在はややポップ寄りな彼らですが、こうした骨太なロックが要素の一つなのは間違いないです。
個人的には初心者が一番最初に聴くのに適していると思いますので、気になった方は聴いてみてください！
それでは、記事を読んで頂きありがとうございました！
