NICO Touches the Wallsのおすすめカップリング曲8選
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MOROHA IROHAやGUERNICAなどを紹介しています
こんにちは、サクダです。
今回はNICO Touches the Wallsのシングルに収録されているカップリング曲の中から、おすすめの8曲を紹介するニッチな企画です(需要あるのかな、しかも記事を書いている途中で間違えて消してしまい心が折れそうになりながらも書き直しました笑)。
他にもA面曲を扱った記事もあるので興味のある方はそちらもご覧ください。
夏の雪
2008年の「Broken Youth」に収録されたミディアムナンバーです。
夏と雪の対照的な2つの言葉が並べられたこの曲には終始清涼感があります。
サビが特徴的だったり、ボーカルのみっちゃんお得意の綺麗なファルセットが随所に出てきたりと聴きどころは多いです。
特に好きなのは畳み掛けるように進行するCメロですね。
ラストのサビでは転調(キーが変わること)しハイトーンになるので少し雰囲気が変わりますが、いい感じに終わります。
BAD ROBOT
2016年発表の「ストラト」に収録されている少しデジタルチックなロックナンバーです。
曲のキレというかパンチが効いています。そしてサビはハイトーンで気持ちいいですね。
歌詞はお掃除ロボットの目線で書かれていますが僕が推測した結果、自分たちのバンドについて書いているのかなとか思いました…さすがに深読みでしょうか。
泣くのはやめて
2010年のシングル「サドンデスゲーム」に収録されています。
クリーンなアルペジオから始まり、サウンド的に派手さはないですが良作です。
歌詞は恐らく失恋から立ち直ることを描いているようで、まだ気分が癒えていないのかどこか切なげです。
夏の雪と同じくこの曲も終盤に転調するので、切なさも増加します(笑)
歌詞にも近い意味でありますが、夕暮れ時に聴きたくなります。
夕立マーチ
2012年発表の「夏の大三角形」収録のミディアムなポップロックです。
夕立というよりは雨上がりのようなイントロだなーという印象を受けます。
なんとこの曲は古くんことギターの古村大介さんが作詞・作曲していまして、特に詞の面において色が出てます。
所々面白いなーと思う詞があって個人的には電車の総武線の色が黄色だという事象が、一体何人に伝わるのか気になるところではありますがそういうのも含めて好きです(笑)
あいたいきもち
2009年発表の「ホログラム」に収録のシンプルなバンドサウンドが特徴のゆったりとしたナンバー。
恐らくキーボードの小さい音量から始まり、ギターが入ってくるどこか懐かしいイントロが良いです。
若干喋り口調の歌詞が暖かいメロディに合っています。内容も彼らしいラブソングに仕上がっており素敵です。
コーラスワークだったり、細部も作り込まれており僕のお気に入りの作品です。
僕は30になるけれど
2015年発表の「渦と渦」に収録されているハンドクラップの入ったファンキーなチューンです。
簡単に歌詞を解釈すると、恐らく恋人への「これからもよろしくな」というメッセージかなと思います。
タイトル通りみっちゃん自体が30歳になった年の歌なのでやはり実体験でしょうか…腐れ縁最高。
ちなみに2016年のライブで歌われており、ライブDVDにも収録されています。
GUERNICA
夏の雪と同じく「Broken Youth」に収録されているゴリゴリのロックナンバーです。
出ましたよ、NICOの曲者揃いの楽曲の中でも特に個性の強い濃厚な作品で僕のイチオシでもあります。
演奏時間なんと9分46秒の大作!間奏があまりにも長いので僕がカラオケでこの曲を歌う時は間奏時にテンポマックスにして次の歌詞が出てくるところまで飛ばしますww
歌詞も情景が飛び飛びなので一体を何を歌っているのかいまいちわからないけれども、そんなのどうでもよくなるくらいにかっこいいです。
みっちゃんの巻き舌での歌唱や、シャウト、裏返った声が聴けます。
僕が2017年のライブに行った際に披露されたのですが、そこでの強烈なインパクトから一気に好きになりました 。
MOROHA IROHA
最後に紹介するのは2016年発表の「マシ・マシ」収録のポップ・ロックです。
この曲の特徴は世の中を風刺した強烈な歌詞が何と言っても印象的です。なかなかにぶっ飛んでいます(笑)
曲中にチンパンジーや犬の鳴き声があるのですがライブでのみっちゃんのMC曰く「俺の声」らしいです、面白い。
その他にも間奏の時だけテンポアップしたり、韻を踏みまくっていたりして遊び心満載なのでおすすめします!
終わりに
当初は5曲紹介する予定でしたが、あれもこれもと追加したところ見事8曲も紹介する結果になりました(苦笑)
それぞれ個性のある曲ばかりながらも本当にこれがカップリング曲なのか?と疑いたくなるクオリティの高さがNICOらしいです。
シングルもアルバム曲もカップリングもほぼ同じクオリティで作り上げることができるバンドってなかなかいないはずです。
今後もNICOのアルバムレビューなど行なっていきますので、この記事で当ブログを知った方はお付き合い頂けますと嬉しいです。
それでは、記事を読んで頂きありがとうございました!