ボイトレの内容と注意すること
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僕の体験談を書いています
こんにちは、サクダです。今日はボイトレに通う内容とメリットについて書きます!
興味があればできるだけ早く通ってください
結論から言うと、ボイトレに通うメリットはたくさんあります!
まずは自分の生活範囲にある教室を探して目星をつけて問い合わせをしたり、よくわからない方は体験レッスンを行っている教室もたくさんあります。
何件か体験レッスンを受けたうえで、どの教室に通うかを決めるのもおすすめします。
ボイトレの相場は?
ボイトレにかかるお金の相場としては、月4回コースだと安い教室で13000~15000円、本格的なスクールだと25000~35000円ほどかかります。
もし、地方に住んでいて近くに安い料金の教室しかなければ、その教室に通うのは少し不安かもしれません。
しかし、実際に通ってみなければ気づかなかったことがたくさんありましたので、僕が通っていた個人経営の教室とスクールを例に出して解説します。
個人経営のスクールに通ったうえで良かったこと
僕が最初に通ったのは大学生だった21歳の時で、バイト先の子が通っていて紹介された個人経営の音楽塾でした。
この音楽塾の先生はギターを弾きながら僕ら生徒にボイトレをレクチャーする独自のスタイルで、マンツーマンレッスンでした。
僕はこの教室に2年ほど通いビブラートやフェイク、抑揚、ハモリといった歌に使う歌唱技術を習得し、友達から「歌がうまくなった」と言われ、それはもう舞い上がりましたよw
それと共にギターでレッスンを受けたのでキーの変化に対応しやすくなるなど、耳で聴いた音程を再現できるほどに音感が向上しました。
また、音楽塾のスタジオがライブハウスとしても使用できたので月に2回音楽教室主催のライブに出演して人前で歌う貴重な経験を積むこともできました。
ライブで知り合った他の塾生さんや幅広い年齢層の音楽関係者との交流も生まれ、更に自らを客観的に見直せる環境にも恵まれました。
最も印象的だった出来事として、先生がプロ歌手の方とのコネクションがあったのでその縁で一緒に歌を歌う機会を得られたことです!
今でも昨日のことのように思い出しますし、現在の自分にポジティブな影響を与えてくれました。
良くなかったことと、もし個人の教室に通う時の注意点
良くなかったことを挙げると、教室に通って1年ほどすると先生との距離も近くなり、あまり先生がボイトレをしてくれなくなりました。
ボイトレというより、ライブ用の課題曲を先生がギターを弾いてそれに合わせる実践的な練習をすることが最後の半年間は続きました…
僕が先生にまたレッスンをしてくださいなり一言言えば良かった話ですが、なあなあな関係になってしまったのは少し残念でした。
しかし、先生は僕に音楽にまつわる様々なことを教えてくれたので、とても感謝しています!
特に、今では大好きな安全地帯・玉置浩二の素晴らしさを教えてくれたのも当時の先生のおかげに他なりません。
そして、このブログを読んでいる皆さんが個人経営のボイトレに通う際は、
・先生との適度な距離感を保つ(しかし、仲が良いことに越したことはない)
・こちらはお金を払って時間を買っている立場なので自分の意見・要求をできるだけはっきり伝える
・しかし、教えて頂く立場でもあるので蔑ろな態度で臨まないこと
都内のスクールに通った結果
大学を卒業するタイミングで音楽塾も卒業した僕は、更なるレベルアップを目指してスクールに通うことになります。
両親に直談判し、僕は目星を付けていた都内にあるスクールへ通うことができました。
結論から言うとこのスクールに通ったのが正解でした!
当時の僕は鼻腔共鳴などの基礎知識を全く知らず、ビブラートやフェイクといった歌唱テクニックだけは一丁前に習得してはいました。
しかし、ボイトレ担当の先生には歌の基礎をこれでもかというくらいに叩き込まれました。
ちなみに先生は某劇団出身で有名アイドルの指導実績がある方でした。
ボイトレの内容はというと、1コマ90分で他にも生徒さんがいて、3~4人制のクラスです。
最初に筋トレから始まります。
ハードな足上げ腹筋が終わると、次は先生がピアノを弾いて寝転んだ状態での発声練習に移ります。
一通り終わるとようやくマンツーマンで先生が発声練習を指導し、最後に生徒の声質に合わせて先生が選んだ課題曲の指導に入ります。
生徒がマンツーマンで指導してもらえるのは1人約15分ほどです。
結果、僕の歌声は以前の甲高い声からやや落ち着いた声に変わりました(半年ほどで大きく変化が実感できました)!
スクールには趣味で通っている方よりプロを目指して通っている人も多かったので負けず嫌いの僕はモチベーションが上がり続けましたw
授業の種類も多い
また、ボイトレの他にもリズムを養う授業やレコーディング、表現力を伸ばす授業も同時に受講していたためそれぞれの先生のノウハウを教わることができました。
特に僕はリズム感が最大の弱点なので、受講している間は周りの生徒さんに恥を晒しながらも必死に学んだからか、少し克服できましたw
印象的だったのが、スクール内で困ったことがあればカウンセリングを担当してくれるスタッフさんもいたのでそういったケアも配慮されているのは安心できるなと思いました。
また、前編に紹介した音楽塾ほどでの頻度ではなかったのですが定期的に校内ライブもあったのでそれなりに生徒さんとの交流や共演も経験しましたし、人前で歌う経験も以前から継続して積めました。
スクールに通って感じたこと
僕が本格的なスクールに通ってみた感想やデメリットを挙げていきます。本格的なスクールなので先生の指導力が高く、「ここは真っすぐ声を出すこと」「この部分の声が弱いからもっと強く出して」といった細かなところを指摘して頂くことも多く自分にとって学ぶことだらけでしたし、同時に「想像以上に歌ってこんなに細かくて難しいのか…」と思わされたことも事実です。
デメリットを挙げるとすれば先生たちはそれぞれが持つ指導方法に沿って指導をするため、「あの先生はこう言ってるけど、この先生は真逆のことを言ってるぞ」という場面が何度かありスタッフさんに相談して「それぞれの指導方法から良いと思ったところをバランスよく学んで欲しい」と言われなんとか解決しました。
他の生徒さんも同様の相談があったようで先生同士の指導方法の連携・配慮がもっとできていれば最強だなと思いました。
また、本格的なスクールなので授業の単価が高く、僕は年間5~6(半期の授業含む)の授業を受講して80万円ほどかかりました…
ボイトレの授業だけでも月3~4万円かかっているのでめちゃ高いです…費用対効果は抜群ですがw
体験レッスンを受けてから決めてみるのがおすすめ
さて、長々と書いて参りましたが僕が思うのは現時点で少しでもボイトレにかける時間とお金がある人は今すぐにでもボイトレを受けるべきです! ボイトレって永久に受講するものではないと僕は思ってます。
僕はプロになることを夢見て約5年通い、その間練習し続けて人前に出て歌えるくらいには成長できました。
なので、もし趣味で歌を習いたいって人がいたら1~2年ほど通えばそれなりの形になれると思うんです。
ボイトレを受けようか迷っている人には「歌が好きならボイトレに通ってもっと歌にハマるから」と胸を張って言いたいです!
年齢も関係ないです、やるかやらないかはあなたが決めることですがボイトレをして後悔することのほうが少ないでしょう。
さあ、そうなれば今日からあなたも僕のようにボイトレの虜です。
今回はここまで。ブログを読んで頂き、ありがとうございました!