あまり考えずに力を抜くと出しやすいです

どうも、サクダです。今回はファルセット（巷でいう息漏れのある裏声ですね）の練習方法やそれによって得られる効果の説明をします！

まず、ファルセットがうまく出せない方はあまり参考にならないかもしれませんが僕がファルセットのサンプルみたいなのを作ってみたのでこんな感じで軽〜く声を出してみてください。

この声の状態で男性の方はキーの高い男性歌手または女性歌手の曲を、女性の方でしたら自分が出せる音域よりも高い歌手の曲をファルセットの状態で1曲歌いきることを1日1時間ほどカラオケなどでやってみてください。

慣れないうちは「なんだか頼りないスカスカな声だけど、大丈夫なのかな？」とか思いますが安心してください。

その間しっかり声が鍛えられ基礎が作られていきます。

詳しくいうと輪状甲状筋といって声帯の近くにある筋肉なんですがそこがファルセットを出す時にだけ筋肉が引き伸ばされて鍛えられるそうです。

ちなみにファルセットを鍛え始めた時や久々にファルセットを使った時とかに喉が痛くなってしまうことがあります。

それは普段使われていなかった輪状甲状筋が急激に引き伸ばされることが原因の筋肉痛です。

僕自身、そのことはスクールに通ってる時に知ったのですが喉にも筋肉痛があるんだって不思議に思ったものですw

筋肉だからそりゃそうかって話ですがw

喉が筋肉痛になってしまった時は歌の練習を続けても良いのですがあまり長くは歌わずほどほどくらいが良いです。

練習し続けると息漏れ声だけだった声に少しずつ芯が出てきて綺麗なファルセットが出せるようになったり、地声（ファルセットを出していない時に使う声、表声）と融合が進みミックスボイスの状態に次第に近づきます。

ファルセットの練習をする際に気を付けてもらいたいのは、ファルセットっていうとあまり喉に負担がかからないと思われがちですが実際には息漏れのある声なので結構喉（声帯）に負担がかかっています。

喉は強い息を受け止めるほどの耐久性がないのでファルセットを長時間出し続けると喉が傷ついて違う意味で声がスカスカになってしまいますw

そういった喉に負担をかけ続けるとなかなか喉の疲労がとれなくなりしばらく歌えなくなってしまうかもしれませんのでお気を付けください（少なくとも僕は喉を壊しましたww）。

ちょっとコラム臭くなりますが、女性の方だと普段の生活で無意識にファルセットの声をよく使ってる人だったり、男性の方で軽くて高い声質の人もいたりしまして、そういった方はファルセットの練習より地声を強化する練習をした方が声のバランスが取りやすいです。

ちなみに僕は割とヘビーな声なので声質の軽い人の声、結構うらやましいな～と無い物ねだりですが思ってますw

この記事を参考にして頂き、皆さんに練習の一環として取り入れてもらえると嬉しいです。ご質問等あればコメントをお寄せください。

それでは今回はここまで。ブログを読んで頂き、ありがとうございました！

QUEENFIELD