大杉漣さんの死が信じられない
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悪い冗談と思っていました
サクダです。
今回は急逝された大杉漣さんについて書きます。
66歳は若すぎる
僕は昨日買い物に出かけて、夜に帰宅し日課であるニュースをスマホで読んでいました。
すると「大杉漣さん急死」の記事があり、「今日は少し疲れてるし、これは何かそういう企画なんだろう」と思って見てみると残念ながら本当に亡くなられた内容が目に入りました。
今の今まで俳優としてドラマに出演し、バラエティ番組にもレギュラーを持っていた現役バリバリの方が亡くなられたという事実が一番悲しいです。
記事を書いている今ですら親戚の人が亡くなったかのようなショックで信じられずにいます。
僕はもちろんお会いしたことはないので憶測にすぎませんが、それは大杉さん本人が残念に思っていると思います。
66歳での死は早すぎる…
大杉さんの出演作で僕が印象に残っているもの
僕が観ていた彼の出演作から印象に残ったものを紹介します。
シン・ゴジラ
この作品ではどこかおどおどしていて頼りない総理大臣役を演じられていました。
話の中盤にはゴジラの攻撃に巻き込まれて死して、そこからは出演シーンはありませんがそれまでは作品中で存在感を発揮していました。
花咲舞が黙ってない
主人公の杏さんが演じる強気な花咲舞を支える温厚ながらも気さくな父親役で出演していました。
こういう温もりのある役柄が似合っていたと思います。
ROOKIES
この作品では出演シーンは少なかった記憶がありますが、仏頂面でまさに厳格な校長先生の役でした。珍しくメガネをかけていなかったような。
CHEMISTRY「最期の川」
個人的にはCHEMISTRYのミュージック・ビデオに出ていたのが最も印象に残っています。
この中で余命間近の父親役を演じていますが、今の心境でこの映像を見るのは本当に辛いです。
荒くれ者の役ですらしっかり演じてみせる、まさにバイプレイヤーの代表格の方でした。
サッカー好きでもあった
大杉さんは学生時代サッカー部に所属し現在までサッカーに興じていたそうです。
これはサッカーファンの間では周知の事実ですが徳島県出身であることから地元のJリーグチームである徳島ヴォルティスのサポーターであり、それもクラブがプロ化する前からだそうですごいなと思います。
試合にも仕事の合間を縫って応援に駆けつけていました。
僕もサッカー好きなので、そういう意味でも親近感を感じていました。
ヴォルティスには2014年以来のJ1昇格を果たして彼への餞にして欲しいと願います。
まとまらないけどまとめ
息子さんも言っていましたが僕も心の整理がつきません。
言葉を選ばずに言うと主演を張る俳優さんではありませんでしたが、逆にいないと違和感すら感じるほどに数多くの作品に脇役として出演したその功績は非常に大きく、代わりのいない方でした。
そんな素晴らしい方が亡くなられた事実を僕は受け入れることができません。日本俳優界の大きな損失です。
僕が願うのはどうかそちらの世界でも名俳優として活躍し、サッカーを楽しんでもらいたい気持ちでいっぱいです。
大杉漣さんのご冥福をお祈りします。