映画「となりの怪物くん」感想
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西野カナさんの歌もいいですね
どうも、サクダです。
今回はとなりの怪物くん(2018年、月川翔監督)の感想を書いてまいります。
まだ観てないよって方はネタバレを含みますので注意して読み進めてください。
菅田さんの演技が良い
正直、恥ずかしながら僕は主人公・春を演じる菅田将暉さんの演技を今までしっかりと見たことがありませんでした。
実際にこの作品での演技で感じたのは、自然体で春という人物を演じているなと思いました。
人間離れした喧嘩強さ(数メートル下の車に落ちてもビクともしない、殴られた相手が吹っ飛ぶ)、頭脳明晰。
けれども人との関わり合いが苦手で問題行動ばかり起こすというまさに絵に描いたような彼を繊細に演じ上げることで、映画を引き立てていました。
池田エライザさんの存在感
もう一人の主演である土屋太鳳さんも見事に勉強熱心な雫を演じていますが、あさ子役の池田エライザさんのはつらつとした演技が印象に残りました。
ルックスの可愛さもさることながら、助演的な位置で存在感を出していました。
余談ですが菅田さんと池田さんの共通点として、米津玄師さんの楽曲に参加した経歴があります。
西野カナさんの挿入歌が良い
西野カナさんが主題歌「アイラブユー」を担当されていますが、実はそのほかにも何曲か彼女の楽曲が挿入歌として使用されているので西野カナファンの方ですと更にこの映画を楽しめます。
個人的に好きな曲である「このままで」を聴いた時は当時の懐かしさを感じてテンションが上がりました(笑)
クセの強いキャスト
春の従兄弟役である速水もこみちさん、春の父親役の佐野史郎さんといった脇を固めるキャストも独特の存在感を示しています。
どんな人におすすめできるか
中高生向けの青春映画かと思っていましたが、その世代の方はもちろんのこと20代中盤の方ですと映画の世界観に共感できると思いますので特におすすめです。
文化祭や卒業式など学校のシーンが多いので、学生時代に青春したことを思い出す人が多いかなと思います。
作品の感想
学生時代の回想が大半を占めるこの作品ですが、本当にノスタルジックな気持ちになりました。
僕は校則とか制限のあった高校時代に戻りたいとは思いませんが、あの頃の楽しさや若さは二度と戻ってこないのでそれを思うとちょっと胸が締め付けられました(笑)
全体的明るいにラブコメディで、暗いシーンは短いので友達同士・恋人同士で観に行っても大丈夫です。
また、原作は漫画なので映画を観て気になった方は手を取ってみるのも良いかと思います。
それでは、最後まで記事を読んで頂きありがとうございました!