米津玄師 Bremen
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これを聴かないのは勿体ない
どうも、サクダです。
相変わらず米津玄師さんの楽曲をヘビロテ中の僕でして、2015年発表の3rdアルバムのレビューになります。
他にも米津さんの記事を書いてますので興味のある方は是非ご覧ください。
1.アンビリーバーズ
本作で目立つエレクトロな世界観を打ち出したポップチューンです。
アルバムタイトルの「Bremen」はドイツの童話、ブレーメンの音楽隊が由来になっていましてそのファンシーな雰囲気もあるのですがそれを最も表したような楽曲になっています。
どこか勇気を奮い立たせるような歌詞もかっこいいですね。
2.フローライト
Maroon 5の雰囲気を感じさせる、ファンキーさのあるポップロック。
個人的にはスルメ曲でして聴けば聴くほどまた聴きたくなる謎の中毒性があります。
3.再上映
イントロのシリアスなギターサウンドに所々入ってくる謎のハンドクラップのような音が個人的にツボです(笑)
サビだけ転調して別の曲のように聴こえるのも良いフックになっていますね。
4.Flowerwall
綺麗なメロディが冴え渡るミディアムナンバー。
彼にハマる前にテレビで何度かたまたまこの曲を聴いていて良い曲だなと思ってから3年の月日が流れてようやくちゃんと聴きました…うーん、その時聴いておけよと当時の自分に突っ込みたいです(笑)
アルバムでもベストトラックの一つです。
5.あたしはゆうれい
タイトルと歌詞が若干怖いのですが、ユーモアのある面白い作品です。
シングル「Lemon」に出てくる、ウェッという人の声をサンプリングしたものに似た声がイントロあたりで使用されていてクセになります。
というかこんな曲まで作れる彼の才能に乾杯ですね(笑)
6.ウィルオウィスプ
少年が仲間(動物達)を引き連れて、異国の地へ旅立つことを両親に決意した歌詞が印象に残るスローナンバー。
実際に海外に行かれる方が聴くと更に感動的に聴こえそうです。
7.Undercover
重たいドラムと投げやりさとどこか楽観視している姿勢が同居したような歌詞が特徴のナンバー。
サウンドはバンドサウンド寄りなのでかっこいいです。
8.Neon sign
相手との別れを少し感傷的になりながらも描いています。
サビでの「oh〜♪」のあたりの韻を踏んでいてキャッチーなのが気持ち良いです(笑)
こちらもロックな曲調なのでハマる人も多いかと。スルメ曲です。
9.メトロノーム
ハンドクラップが挿入されていて、暖かいムードが漂う曲。
歌詞は恋人と別れた後のことが切々と描かれていない胸が痛くなりますが、それをいい意味で感じさせないボーカルに救われます。
10.雨の街路に夜光蟲
大袈裟かもしれないけれども愛を誓う!みたいな決意が語られた楽曲です。
個人的に転調しているBメロが一番ワクワクするので好きです(笑)
11.シンデレラグレイ
何かを憐れみるような、暗い声色のコーラスとアルペジオがイントロから聴こえてきます。
歌詞はまさにシンデレラのそれですが、何色にも染まれないシンデレラの悲劇のようなものを感じます。
歌詞と連動してわざと曲の途中で演奏が止まって何秒間か無音になるのがミソです。
12.ミラージュソング
イヤホンで聴いていると独特な「カリッ」という何かをかじるような効果音が曲中で聴こえてくる一捻りある曲。
恋愛をしていくなかで相手を知っていくと共に知らなかったことが増えていくことへの葛藤が描かれていてとても共感します、アルバム中でもかなり好きな歌詞です。
最後の1行にようやくタイトルが出てくるのも一興ですね。
13.ホープランド
フィナーレへと向かうアルバムに花を添えるミディアムナンバー。
「シンデレラグレイ」まで続いていたシリアスな流れを「ミラージュソング」とこの曲で流れを上手く変えています。
14.Blue Jasmine
アルバムを締めくくるこちらは、彼の敬愛するBUMP OF CHICKENの「ギルド」を彷彿とさせる曲調です。
相手への「愛」を確かめながら、これからの自分達の進む道を模索しようとしている前向きな歌詞が素晴らしいです。
この曲のコーラスワークも必聴です。
終わりに
以前からヒットチャートの常連でそこそこ有名な方でしたが、2017年に本格的なブレイクを果たした米津さん。
このアルバムは正直過少評価だなと思います。
「アンビリーバーズ」「Flowerwall」といったシングルは確かに「LOSER」「Lemon」といった曲と比べるとインパクトが薄い感もありますが、前者の2曲はもちろんのこと本作全体が結構スルメ曲が多いです。
ですから、何度か聴いて耳に馴染んでくる頃に結構ハマると思います。
まだ聴いたことのない方は是非とも手に取ってみることをおすすめします!
それでは、最後まで記事をご覧頂きありがとうございました!